analectaが予想以上に長引いてまだ手をつけていないが……ノクターンで新しい小説を書こうとしてる。
新しいといっても、「なろう」で書いてる『7start』のスピンオフというか。外伝みたいなものだ。
今まで話しに出てはくるが、そこまで深くは書かれていない四番街の過去の話を書こうと思っている。(ということは、『牙』の創設話も書けるというわけだ)
俺は、なろうでどういう話を書いていたかというと。
性格のせいというか。
「なろう」で流行ってるといわれるものとは、正反対のものばかりだ。
転生しない。死んだら生き返らない。
チートじゃない。むしろ周りがチート。
ハーレムじゃない。それどころじゃない
死んで、殺して、殴って、奪って、殺して、奪われて、叫んで、暴れて、ダアアアアアアアアアアアアアアアアッ!となる小説を書いている。
舞台は地上に住めなくなった人類が移り住んだ、地下都市。
地下都市の形状は六角形で。
右から一番街、二番街と続き、最後に中央にある七番街――全部で七つの街に分かれている。
皮肉なことにここに移り住んだ人々はほとんど同じような人ばかりだったのだが、長期的な閉鎖空間が人々の心を荒み、暴動が起き、各街で勝手に移り住み、故郷愛というか他の奴らと違うと区別し、ナショナリズムのようなので心を武装した。
だから、頻繁に各街ごとで争いが起こるんですが。
さらに、この地下都市は超能力のようなのが使える能力者がわんさかいて。
で、彼らは徒党となって族(トライブ)と称して各街を支配したり、または攻撃したりする。
わんさかわんさか、ドンドングシャグシャ、するような内容である。
『7start』の主人公は、こんな殺伐とした地下都市は嫌だなぁと思う奴で。
だから、地下都市全体を変えようとするような存在、ツバサという少女に惹かれるのですが。
ノクターンで書こうとしてるもの。
題名は、『D=GHOST』にするつもりです。
これは、変えようとして失敗した話にすると思います。
ネタバレですよ、ネタバレ。
(言ってしまえば、北野武監督の『BROTHER』というか、韓国映画の『新しき世界』というか。何ていえばいいんだろう。成り上がろうとしたら、純粋なものを失った系、といえばいいのか)
そういうのを書こうと思う。
というか、イノセンスが失われる話って俺の書く小説全般に関わるんだけど。
あぁ、デトリタスの紹介も早く書かないとな。
まぁ、analectaと様子を見ながら次回作を書こうと思います。
来月はファンタジア大賞があるから、それに間に合うように調整取りながらですが。
いやぁ、はじめ小説家になろうとしたときは、警備員の仕事が嫌で嫌で仕方なかったからなんだけど。何か、遠いとこまで来たというか。いや、あの頃のイノセンスは別にいいんだけど。いやいやでも、二十三歳の頃とかは、もうちょっと明るい未来を思い描いていたような気がする。
んぅ、そんなこと言って余所見するヒマはないか。
まだ始まってもないよ。
ということで、蒼ノ下雷太郎でしたぁ