わざと、『がっこうひぐらし!』に変えてやろうかと思ったよ。
えぇ、ほんと。こんなの、あんまりだ!
あれだね。
ほのぼのとした日常から地獄に落とされるのは、是枝監督の作品のようだったね。
例えば、『そして父になる』とかね。
これ内容知ってると、冒頭のキレイな映像がほんと残酷でね。
子供達が笑顔で遊ぶシーンが映し出されるんだけど。
内容知ってるとね、ほんと残酷なんだよ。
(でも、暴力描写や血は一切ないんだけどね。だから、逆にすごい)
がっこうひぐらしも……あぁいや、がっこうぐらし!も、日常はほんとほのぼのとしていてね。
でも、それがひっくり返されたり。
あと、第三話は事件が起こる前のことを描いてたけど。
日常にある『辛さ』もちゃんと描いてるんだよね。
めぐ姉が、教頭に叱られたり。(教師というより友達として見られてるんじゃないか、とか)
あと、ユキがめぐ姉と補習するとき、ユキに対して馬鹿にするような感じで他の生徒が笑ってたりね。(前々から浮いてたのかな?)
何だか、萌え系や日常系のディスな感じに見えなくもないというか。
こういう設定のキャラクターっていっぱいいるはずなのに、見たくないものを見せられた、みたいな!
まぁ、だからこそ、めぐ姉が必死にみんなを守ろうとしたりとか。
他の子達の懸命さが際立つんだけどね。
ユキがクルミを止めなかったら、ゾンビとは違う意味で元にもどれなくなっていただろうしね。
あと、あまりにも気になってググってウィキペディアとか見ちゃうと……ネタバレになるんで……やめといた方がいいです……見なきゃよかった。絶対、めぐ姉のとこはあとあと知った方がおもしろいのに。誰か、俺の記憶を消して……。