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蒼ノ下雷太郎のブログ

一応ライターであり、将来は小説家志望の蒼ノ下雷太郎のブログです。アイコンなどの画像は、キカプロコンでもらいました。

いろんな夢を目指してた奴らがいてね

ヴィジュアル系 楽曲 日記 エッセイ

 俺はゲーム系の専門学校出なんだが、ゲーム系に来たクセに他の職業をめざす輩が多かったんだね。俺の周りも、漫画家、バンドマン、イラストレーターがいて(いや、イラストは別業界ってわけでもないが)でも、こいつらはこいつらなりに本当に夢を叶えたかったんだよね。俺もその一人だった。いや、だったらそういう専門学校に行けよって話だろうけど……俺の場合は小説家を目指すわけだが、そのときはまだゲームに憧れもあったし、その頃はエロゲー全盛期というか、ノベルゲームが大流行していたときで、だから、そういうの作れないか。というか、同人で作れないかって夢見てたんだね。(そう、この頃は『月姫』や『FATEシリーズ』で有名の奈須きのこ氏や、『ひぐらしが鳴く頃に』の竜騎士07氏がブレイクしていたときだ)

 まぁ今じゃ同人のノベルゲームは全然聞かないし(それ以降も後続はいたんだけど)、俺もノベルゲームより小説自体にのめりこんでいったんでね、悲しい限りだが。

 友達たちも、続々と夢をあきらめたね。

 俺はそのとき、自費出版で散々挫折したあとだったから、余計につらかった。

 イラストレーターなりたかった奴は親の自営業を手伝ってね。あるとき再会してイラストのこと聞いたら「あれは趣味だし」って返答されて、ほんと悲しかったけど。

 でも、そいつのことをとやかく言う権利はない。そいつの選択はそいつだけしかできないってのもあるけど、何よりそいつの選択は間違いのようには思えなかったからだ。挫折してでも夢を目指すなんて、ギャンブルで散々負けてもまだ続けるっていうギャンブル中毒のようなものだし、でも引き返せないし、と親不孝にもほどがある。それと比べたら、自営業の手伝いなんて親孝行して立派じゃないか。

 東京に行って漫画家を目指すって言ってた奴はどうしてるかな……。結局、工場の仕事を辞めないまま今もいるかもしれない。でも、ひどい待遇の仕事でも長く続けてられるのは立派だと思う。……漫画は、描いてないのかな。いや、そいつ結局数枚くらいしか描いてない気がするが。

 他にバンドマンもいて、そいつは実際にバンドを組んでライブも何回かして俺も友達を連れて見に行ったが――今は、何をしてるのか。

 そいつらとは最近会っていない。

 会っても現実を見ろと言われそうだし、何よりほとんどフリーター同然のライターで会える面なんてない。

 いや、ちゃんと成功したら会いたいと思うんだけどね……。

 あいつらは周りから見たら失敗したとか言われるのかもしれない。でも、あいつらなりにがんばって目指してたんだよね。いや、漫画数ページって奴はいたけどさ。でも、気持ちだけはホントになりたかったんだ。ホントに――いや、気持ちだけじゃダメだけど。

 

 DIRENGREYってバンドが好きで。

 ようはこれ、ヴィジュアル系なんだけど。(いまはヘヴィメタになったか)

 

 まぁ、グロ系のプロモとか有名でね。

 だから、そういう目で見られることが多いけど。

 でも実際はグロは飾りでしかないんだよね。

 そう、本当にDIRの曲に感じられるのはなんだよ。そう、心をえぐるような曲が多いんだ。

 今の曲って普遍的なの求めすぎてて、逆に感情移入しにくいというか。

 昔は、それこそちゃんと物語があって、深いものを伝える曲が多かったらしい。演歌ってのも、演じる歌だからね。だから、聴き入った人は自分の物語のように聞いてたらしいが。

 DIRに出てくる曲は、愛だとか友情だとか、世間一般で大切とされるテーマではないんだよね。

 

 『FILTH』って曲があるが……。

 まぁこれカニバリズムの曲でね。

 

 『THE FINAL』って曲なんて。

 プロモをどっから見ても、自殺の曲に見えるし。

 

 あと、『朔』って曲があるんだが。

 これは当時流行っていた、少年犯罪を題材にしたテーマだ。

 

 俺はあまり曲とか画像を引用するのが嫌なので。

(あとあとを考えると嫌だし、何か……ね)

 名前だけにするが。

 昔の子供達というか思春期って何か暗くてね。

 奈須きのこの作品で『空の境界』ってのがあるけど、あんな感じ。みんな殺人鬼やら異常犯罪やらアンダーグラウンド的なものにはまっていた。自殺とか、自意識の暴走というか。

 あの頃からとくに中二病って病んでいたんだけど。

 そういった心を病んだ人達の心の奥にあるものを――呼び起こすような曲ばかりだったんだ。

 

 で、今はもうちょっと社会問題というか。

 日本の外に目を向けたような曲も多くなったが。

 DIRは、『LOUTS』って曲も出してる。

 

 

       
          DIR EN GREY - LOTUS (Symphonic Ver.) [from ...

 

 wikiとか見ると。

 ヴォーカルの京は「振り返ってもなかなか前へ進めないことのほうが多いと思う。でもそうじゃないんだよという歌詞を書きたかった」って言ってるらしい。

 DIRって、ファンの考えを大事にするバンドで。

 俺はこの曲はこれをテーマにと、散々言ったが。

 実際はDIR自身はこうい曲って言っていないんだったかな。(ちょいと自信がない)

 ファンの思う通りで――ってことか。

 でも、プロモとか見るとまんまなんだけどねw

 

 個人的に『LOTUS』って曲を聴いてたら、昔の友人を思い出してしまった……。

 いや、実際はどういう意味を込めてるか分からないけどね。

 DIRは特に隠喩やメッセージを抽象化して伝えることが多いから、難解な曲も多いんだ。

 ……でも、「この曲はこうだ!」って決めつけるつもりはないから、友人を考えるためにこう思って聴かせてほしい限りである。

 蒼ノ下雷太郎でした。