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蒼ノ下雷太郎のブログ

一応ライターであり、将来は小説家志望の蒼ノ下雷太郎のブログです。アイコンなどの画像は、キカプロコンでもらいました。

俺の乙女スピリットが激しく共感し、奮い立つのだが――(『オレンジ チョコレート』 感想 および 俺が少女漫画読んでもいいだろ! の言い訳)

漫画 エッセイ

 わりと、少女漫画読んでいる。

 この前も、『オレンジ チョコレート』という漫画を読了した。

オレンジ チョコレート 1 (花とゆめCOMICS)

オレンジ チョコレート 1 (花とゆめCOMICS)

 

  男女の違いを語ると、うるさくつっかかる奴がいるのであまり語りたくないが。

(いや、この手の話題は簡単に差別や偏見になってしまうので、誰もが気をつけなきゃいけないとは、思う)

 別に、違いを認めること自体は悪くないと思う。

 少年漫画は戦闘やスポーツものが多く、少女漫画は恋愛系が多い。

 これ自体はおかしくない。実際その通りだろう。疑問に思うなら、ジャンプでも、りぼんでも、今から買って比べてみろ。

 問題なのはそれだけしかない決めつけることだ。

 実際は少年漫画にだって恋愛漫画はあるし、少女漫画にだって戦闘したり、スポーツものだったりするものはある。

 本当に、ジャンルの枠を飛びこえるものとは。

 ジャンルの枠がないと飛びこえられない。

 そりゃそうだ。飛びこえる枠がないんだもの。跳び箱がない状態で跳んでみたところで、何の意味がある。枠があるからこそ越えられる。(いや、その枠を絶対視したら駄目になるんだろうが)『進撃の巨人』や、『俺物語』のような漫画だって、テンプレートや偏見じみた既存の枠があったからこそ、(じゃあ、こうやってブッ壊してしまえ!)と生まれたのではないか。

 

 で、その上で語ると、少女漫画は繊細な表現が多く、登場人物の感情の発露もすさまじいものがあるから――好きなのだが。

(もちろんこれも、あくま説明しやすく型にはめただけで、少年漫画にだってそういうタイプはある)

 ここまで語って俺が何を言いたいかというと――俺が少女漫画読んでても、変じゃないんだよ!?

 

 

 ……ん、あぁ、多分何人か「あぁ……」という顔をした気がするよ。

 残念そうな顔を。

 (元から残念だから、誰も考えちゃいねーよ)という声も聞こえたぞ! くそっ! 考え過ぎか!? 考えすぎだと言ってくれ! ……ぬぅぅぅぅっ……。

 

 少女漫画は、萩尾望都先生や、他にもSF漫画というか日本SFにも色濃く刻まれてる作品は多いんだ。竹宮恵子先生だってそうだし、BASARAの人とか、『秘密』の清水玲子先生……あ、これは少女漫画じゃないか。でも、他にも山ほどあるんだよ!

 SFというジャンルだけじゃなく、漫画史に残るような名作だって……ぬぅ! だから……だから俺が少女漫画を読んでいても……ぬぅ。

 

 

 ……まぁ、ここまで語っておいてなんだが、「オレンジ・チョコレート」の感想も書いておく。

 いや、ついでみたいで書くのはすごい失礼だ。この作品は、めちゃくちゃ面白い。

 十三巻まで読み終えて、ホント楽しめた作品だった。

 最後ら辺は駆け足気味だったが、やっぱ「ちろ」と「律」の関係性がいいね。

 この二人は幼なじみなんだが、律は日舞の家元に生まれ跡取りとしても期待視される天才(テレビなど芸能活動もしている)、ちろ――幼なじみの少女の方は素人なんだね。

(一応、幼い頃から律の隣の家ってのもあり、律の父親から舞の教えを受けてるらしいが)

 この二人がまぁ、心が入れ替わっちゃうわけだ。

 いわゆる、精神交換モノ。

 律はプロの役者だからもちろん役者の仕事をする。で、不幸なことに役者の仕事のときに、心が入れ替わったりするときがある。だから、ちろは大泣きしててんぱることが多いんだけど、律のフォローでどうにか成功したり……するんだが。

 律にはない、無垢な演技が役者の体として完璧な律に宿ったからか、妙な才能の発揮をしてね。

 これでまた、展開が妙なことになるのだが。

 そう、二人はどこか心で尊敬しあってるんだね。ちろは、美形超人なのもあるけど何より役者として真摯な律に、律はちろの純粋無垢に、憧れ――尊敬しあう。だから、精神交換が行われ、より二人の絆は深まる。

 精神交換というと、性格が真逆な者がなるイメージが多いけど。

 これはむしろ逆で、いつもそばに寄り添ってた二人精神交換する。

 いやだから、それがより絆を深みへと深みへと進ませ――もう、とんでもないくらいラブラブになってね。砂糖に蜂蜜かけたような、甘い甘い恋愛ものになっているのだ。

 ここで俺の乙女スピリットが激しく共感し、奮い立つのだが――いや、乙女スピリットって何だろう。自分でも言っててよう分からん……。以上、蒼ノ下雷太郎でした。