今週のお題「今年買って良かったモノ」
これで思い浮かぶのは間違いなく、『映画秘宝』である。
俺は町山智浩さんのファンだから、だったら真っ先に映画秘宝買えよと思われるかも知れないが……いやまぁ、躊躇してね。そこそこ値段するし。
でも買ってみると、千円払っても価値がある雑誌だった。ともかく情報量が多いのだ。
ページにぎっしりと文字で埋め尽くされ、これでもか、これでもか、と大量のライター達が想いの丈をぶつけた文章を書く。
中には海外の政治的な映画や、日本にいるだけじゃ分からないものとかも、補足情報を載せて紹介したりしてね。(ある映画では、アイルランドなどの紛争を事細かに語ってたり、他にはメキシコの麻薬戦争など専門書顔負けなほど仔細に記載してた)
一冊、一冊が専門書以上の情報量でね。
おもしろいウィキペディアといえばいいのかな。
ライターの人達もどれもこれも個性豊かという言葉が脆弱に聞こえるくらいの化け物揃いで、作家志望がこれを見なくてどうする! という雑誌である。
他にも『映画秘宝ex』など、凄まじい情報量は他にもあってね。
ともかく、これに圧倒されるだけじゃなく、これを使いこなせる作家になりたいものですね。以上、蒼ノ下雷太郎でした。した!