第一期の『蒼穹のファフナー』を面白い面白いと見ながら
無料視聴期間が今日までなので、やべーやべー、も言いながら見ている。
このアニメ、群像劇というか。
割と、グランドホテル方式なのな。
人類を滅ぼしかねない宇宙人。
舞台が竜宮島という小さな島、それ以外はほとんどが滅んでる(日本も)。
主人公達は、この舞台で、宇宙人達と、ロボットに乗って戦うのだが――。
それぞれの人間関係が複雑で、だけどそれが分かりにくいわけじゃなく。
三角関係や四角関係、親子間の対立や、それぞれの家族の差など、克明に描く。
登場人物にもしっかり感情移入させられてね、毎度どうなるかハラハラもする。
「あいつが何したっていうんだよ!」と虚淵現象になりながら、ね。
それでいて、SF的な哲学というか。宇宙人やロボットを通じて、人間とは何か。
人間とは何か、を答えられることによって人間は何を得たのか。
失ったのか。
そんな、難解な話にまで到達する――幅が広いくせに、底も相当深い,面白いアニメであると思う。
俺はファフナーはエクソダスから見た奴なんで、ちょっと損したかな……エクソダスも面白いんだけど、場面場面の意味がようやく分かってきた感じだ。
他にもニコニコで面白そうな映画が山盛りなので、じゃんじゃん消費しよう。
以上、蒼ノ下雷太郎でしたぁ。