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蒼ノ下雷太郎のブログ

一応ライターであり、将来は小説家志望の蒼ノ下雷太郎のブログです。アイコンなどの画像は、キカプロコンでもらいました。

カクヨム作品の参考になればとマンガ読んだ(『ゴールデンカムイ』『雪花の虎』『プリンセスメゾン』感想)

 最近、漫画というとシーモアで無料公開されてるのを読むくらいだったのだが。

 どうしても読みたい漫画があって、レンタルで借りた。

 その読みたい漫画というのは――噂の、『ゴールデンカムイ』である。

ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 

 

 出てくるうんちくや知識の量がすさまじく、しかもそれを衒学的に語るのではなく。

 生き残るために、やる。

 そのための知識。

 戦闘で使ったり、食べるために、寒さで死にそうなとき――などで語るから、何のてらいもなく受け入れられるんだね。

 

 そして、ウィークエンドシャッフルでもお馴染みのフード理論よろしく、料理シーンも大量でね。

 『恋するソマリア』で、違う文化圏にこの筆者が行くとき、注目するのは。

 言語・料理・音楽、だとか。

 そう、生きて行くために必要だからこそ、これがちゃんと描かれると作品にリアリティーや、登場人物に厚みも増すんだよね。あぁ、紙の上にじゃなく本当に生きてんだなぁ……と思うようなリアリティ。

 

 

 他に借りたのは『雪花の虎』や『プリンセスメゾン』など。

雪花の虎 1 (ビッグコミックス)

雪花の虎 1 (ビッグコミックス)

 
プリンセスメゾン(1) (ビッグコミックス)

プリンセスメゾン(1) (ビッグコミックス)

 

 

 雪花は、上杉謙信が女だったら――を、東村アキコが描いた作品。

 あの、『海月姫』の東村アキコである。

 最初、長々と学者っぽい説明されたらどうしようと思ったら、流石は我らが東村アキコ。上段と下段に分けて、上段では真面目に解説、下段はフルーツジュース作るなど自由奔放、「あ、えーと、何か! あるんだよ!」と、上で滔々と語られることを要約してくれる。

 これだけでも読む価値があると思うが、何より上杉謙信の造形である。

 一巻はただひたすら子ども時代が描かれるが、当時の謙信の家というのは――ぶっちゃけ、普通の人の家より狭く小さい。(ぶっちゃけ、ドラマで描かれる戦国の城って極端に脚色されることが多い)

 だからこそ、より昔の人達がどう暮らしていたのか明確に描かれててね。

 もちろん、作者は東村アキコだからはっちゃけるとこははっちゃけて、ちゃんと己の真価を忘れないんだけど。だからこそ、胸を迫るようなシーンは余計に胸にきてね……。

 

 作者は以前の作品で、宝塚が好きって言ってたし、良い題材だと思う。

 今後――とくに、戦闘はどうなるか不安だが続きが気になる次第です。

 

 で、『プリンセスメゾン』。

 貴族と平民の差のように、高い家に住む人と、住めない人が描かれたり。

 絵がどこか童話的でありながらも、まざまざと現実を見せられる漫画。

 だからこそ、ここに少しでも救いのシーンがあると泣けてきて……これも、いい漫画だった。

 

 やっぱり、日本の漫画はすごい。

 いや、マンガ夜話ふうに言うなら、正確には日本の雑誌文化がすごいのだろうか。

 マンガ雑誌がなかったら、ここまではならなかったもんなぁ……感慨深い。

 

 小説はどうなるかねぇ……。

 ともかく、以上蒼ノ下雷太郎でした。