蒼ノ下雷太郎のブログ

一応ライターであり、将来は小説家志望の蒼ノ下雷太郎のブログです。アイコンなどの画像は、キカプロコンでもらいました。

売れたいという気持ち

 小説家になろう、で。

 転生ものや、VRMMO、その他に俺TUEEEEEEEEEEEEや、ハーレム。

 これらは今人気となってるものらしいが、逆にこれに不満を持つ者も多い。

 

 なろうで検索すれば、その手の批判記事はすぐに出てくる。

 こんなのを書いて何になるんですか?

 そんなに売れたいのですか?

 いくら書いたところで、本当に作品の質が高まると――

 

 ん、ちょっと待て。

 売れたいよ。

 いや、確かに言いたいことは分かる。

 俺もそういう系統に不満はあるし、こんなものばかりが羅列して流行ったら小説は終わりだ。それこそ、春日太一さんの『なぜ時代劇は滅びるのか』に通じるような滅びに、ね。向かってるようにしか見えない。

 だが……言わせて欲しい。

 どう言われても、売れたいという気持ちは否定しないでほしい。

 どんだけ書いて、良い作品を作ったところで。

 誰の目にもふれられない。金にもならない。

 そんなの、うれしいはずがないだろ。

 俺とかそうだったよ。新人賞ばかり応募して、世に見せるのはせいぜい小さなコピー紙だけ。これだって、全然感想もらえなくてさ。見てる人いんのかよって落ち込んだよ。

 嫌われるよりも無視される方が辛いって聞くけど。

 確かに、そうだ。誰にも知られないままで終わるのは、本当に絶対に嫌だ。

 どうにかするためなら、どんなことだってする。

 (いや、これによる弊害ももちろんあるが)

 その姿勢を否定したくはない。

 いや分かる。そんな姿勢で何が書けるんだ。そいつが心の底から書きたいと思ってるものこそ価値があるんじゃないのか。

 でも、それでも相手にされない奴はいるし。

 そういう奴の気持ちは分かるから、否定したくないんだ。

 

 結構、矛盾してると思うよ。

 俺も結構批判してるし。

 でも、だからって売れたい気持ちまで否定されちゃぁさ。

 作品の価値だけ求めて、誰にも相手されなくていいならさ。なろうに投稿する意味もないじゃん。一人さびしく誰にも見られず小説でも書いてろよ。そこなら、批判もされないし、邪魔する奴だっていない。

 批判されても邪魔されてもいいから、書きたい奴だっているんだよ。

 流行に乗って、と嘲笑されても売れたい奴だっているんだ。

 いや、俺は転生ものとか逆に書けなさそうというか。

 書いたら、ドスグロい展開にしそうだけど。

 書ける奴はどんどん書いたらいいと思う。その人の自由。(おもしろいかは別)

 

 いや、今後も俺はことあるごとに何か言うとは思う。

 また……か。とかね。

 でも、売れたいって気持ちまではね。

 そういう気持ちまでは否定しないでほしいと思う。

 

 

 ね。

 こんな、朝っぱらから何やってんだって感じですか。暑いな、おい。

 蒼ノ下雷太郎でしたぁ。