一通り、新人賞の締切を守って応募したから……どうにも気力がぬけてる感があるが。
どうにも、俺はこういうとこがダメだなぁ。
……10月11日は、共幻文庫の次の締切だしね。
他にも小さな奴で応募したいのちょろちょろあるし……気はぬいてられん。早めに書かねば。
映画はちょいちょい見てる。
昨夜は『007/ゴールデンアイ』を鑑賞した。
ゲームは昔散々プレイしたが、(あ、あのシーンはこれか? あぁ、これってもしや)と懐かしい気分にさせてくれる映画だった。あ、いや、ストーリーは何かバカバカ撃ってたね。
あと、この前、『怪談新耳袋 異形』を見た。
ニコニコで。
デレマスのアプリ起動してBGMがんがんきかせて、さらにコメントも表示させて、フル装備で鑑賞。うるせー、怖いんだよ。ぎゃあああああああああああああっ! と何度かこれでも死にそうになった。
言い訳するつもりはないが、ホラーとは怖がることを目的としたジャンルなのである。だから、俺の反応はけして間違いではなく、むしろジャンルに則した正しい反応といえるもので、うるせーな! ……あ、いや、自分でキレてもうた。ともかく、おかしくはないのである。怖いんだから仕方ないのである。
まぁおふざけは良しとして。
アイドルが出まくる映画だが、アイドルの演技は……いい。それは置いとく。だから、いい。
だが、観客を怖がらせるやり方はやはりプロで巧である。
作家志望者はこれをメモると、ある程度、怖がらせ方が分かると思う。
お決まりの(あれ、何かいる……? あ、いないか。って、ぎゃあああっ!)といきなり後ろから現れる方法から、また別の方法などね。ほんと、勉強になる映画である。
個人的には『赤い人』が好き。究極的に不条理な映画で、それ以外は幽霊側にも事情があったり、もしくは主人公側の方が悪い奴もいるんだけど、こいつだけは本当に不条理で怪物というよりシリアルキラーの不条理さを描いてるようにも見える。そう、こんな奴は怪物だけじゃなく現実にもいるのだと思うと……。
第一話「おさよ」
旅館で悪霊に襲われる話。
第二話「赤い人」
家で妹カップルのためにケーキを作ってたら、突如「赤い人」が現れて……。
第三話「部屋替え」
母が突如部屋替えをしようと言い出し、娘は部屋替えをするのだが母が誰かからもらった三面鏡が……。
第四話「和人形」
仲間の中でアイドルに選ばれた子が出てきたので、それを祝うためとある廃屋に向かうが……。
一言あらすじ。大体こんな感じ。
怪人や怪獣、お化けや悪霊。
それらって冷静に考えると、これはホラーというかギャグ? というか怖くないってのが多い。(冷静に考えろ。呪怨って白塗りした子供だぞ。ちょっと面白いぞ、外見)
でも、それを怖くするために職人達が徹底して怖く見せていってね――赤い人なんてウルトラマンに出てくる宇宙人そのものなんだが、もう徹底的に怖く見せられてるので最初のインパクトはすさまじいものである。プロが怖く見せたら、どれだけ怖いか。見物である。
以上、おすすめです。蒼ノ下雷太郎でした。