蒼ノ下雷太郎のブログ

一応ライターであり、将来は小説家志望の蒼ノ下雷太郎のブログです。アイコンなどの画像は、キカプロコンでもらいました。

知らなきゃ悩むこともできない(ニコニコのドキュメンタリー見たりしてる感想および『あの地球(ほし)に戻るまで』の構想)

 エブリスタの妄想コンテストの奴書くのに、色々と材料を集めてた。

 

 三行から参加できる 超・妄想コンテスト「秋の学校で…」

 

 で、やりたいことは決まった。

 俺版、インターステラになると思う。乞うご期待ってことで。

 

 

 

 で、その材料というか。色々見てたんだが気になったの、いくつか載せてみる。

documentary.nicovideo.jp

 

 ニコニコはある政治団体が出たことで差別的な反社会的な団体が出たからだろうか。

 教育に参入するだけじゃなく、ドキュメンタリーにも力を入れている。

 これはプレミアム会員じゃなくても見られる作品が多いので、ぜひ見ていただきたいとこ。

 ドキュメンタリーってのは、創作された作品じゃなく。

 現実にあることを観察し、記録した映像だからね。

 そんなんじゃ創作物、ハリウッドのアクションや、アニメには適わないと思うかもしれない。

 でも事実は小説より奇なりと言いまして……ぶっちゃけ、SF小説顔負けのディストピアになってるドキュメンタリーも多いんだ。

 『フード・インク』なんて映画がそうだけど。

フード・インク [DVD]

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 この映画はアメリカにおいて食べ物がたった数社によって独占され、収益を上げるために、道徳や安全を無視して効率を進めてるかを暴く映画だが――。

 

 ま、見た感じのインパクトも強いんだけど。

 でも、ドキュメンタリー映画はそこで提示されてる主張を鵜呑みにしてはいけないと思う。

 確かにこの映画で描かれてる悪とやらは、認めることができない。

 だからこれに対して考えることは必要である。

 でも同時に、それを悪なのかどうかも改めて考える必要がある。

 ドキュメンタリー映画が、世間で考えられてもいないことを観客に考えさせるジャンルであるなら。

 そのことについて考えないことは、むしろジャンルに相反する行為であるといえる。

 鵜呑みにしてはいけない。

 人の考えとやらが所詮は視点に過ぎないのであれば、ドキュメンタリー映画だって一つの視点に過ぎない。だって映画を作る人も人間である。人間が創ったものはどれもこれも視点。映画を見るという行為は誰かの視点を借りることだ。だからこそ価値があるが。その視点だけを信用するものでもない。

 

 ドキュメンタリーの中には、あきらかに偏った視点で創られたのもあるしね。

 もしくはエンターテイメント性を強めた作品もある。

(誰とは言わないけどさ。それが完全に悪とも言わないが)

 

 でも、何も知らないとそれを考えることもできないわけだ。

 『ドラゴン桜』って漫画で。

 東大新聞がでてきてね。東大を目指す漫画で、東大合格のためのくわしい情報やアドバイスが描かれてる新聞だから(これはすごい!)となるんだけど。

 そこで、(じゃあ、これを知らなかったときの恐怖が分かるか?)と訴えかけてくるんだ。

 何もこれは東大に受験~だけじゃない。世の中でいくらでもあることだ。

 俺だって創作でそう感じたことが山ほど有る。

 町山さんの映画評論を知らなければ作品の書き方が未だに分からなかっただろうし。

 エブリスタを知らなかったら、コンテストに応募すらできなかった。

 だから、ドキュメンタリー映画はそれを分からせてもくれるってことでね。

 まずは知ることが大事。

 知らなきゃ悩むこともできない。

 

 他にもニコニコでドキュメンタリー映画があるけど。(他はプレミアムじゃないと見られないのもあるのかな。まだ試してない)

 プレミアム関係無しに見られるのもあるんでね。そちらもぜひ。

(中には宇多丸さんのシネマハスラーを見ないと内容が把握しづらいのもあるが。それがどれとは言わない)

 

 

 

 注記。

 ぶっちゃけ、散々ドキュメンタリーの語りしたけど。

 俺版、インターステラにこれが反映されるわけじゃないと思う……。

 あくまで材料を集める期間に見ただけで……。いや、でも、影響がないわけじゃ……ね。

 ここまできて、何だけどさ。

 ちなみに題名は『あの地球(ほし)に戻るまで』にしようと思ってる。