今、ホラー小説書いてる。
ゾンビものだ。
ゾンビものといっても人を食う、襲うタイプのゾンビではない。食わない、襲わない、ただブラブラと「オォォォ……」とうなるだけのゾンビだ。異色に思われるかもしれないが、襲わないゾンビはちょいちょいある。というか、ゾンビと恋をする映画もあるし、ゾンビを飼う映画もあるし、敬礼する映画もある。
ゾンビ映画って、意外かもしれないけどそこで描かれる事って、むしろ生きてる側。ゾンビじゃない人間なんだよね。
これはパニック要素というかホラー全般につながるけど、極限状態に陥るからこそ、その人の本質が見えてくる。
金の腕時計をしてるとか、社会的地位は関係ない。
死に直面した状況で、みんな押しのけて助かろうとする者や、逆に誰かを助けようとする者、命が問われるからこそ、見えてくるものがあるのだ。
ゾンビ映画だと特に、閉鎖的状況に追い込まれることが多いからね。
(ショッピングモールや、もしくは『がっこうぐらし』のようなとか)
だから、ゾンビ映画はゾンビじゃなくむしろドラマ的要素が大事になるんだが。
他にも、ゾンビ映画って世相を反映したものが多く――と、長くなりそうなんで、今朝はこのへんで。
蒼ノ下雷太郎でしたぁ。