蒼ノ下雷太郎のブログ

一応ライターであり、将来は小説家志望の蒼ノ下雷太郎のブログです。アイコンなどの画像は、キカプロコンでもらいました。

カクヨムに載せた『7start 2.0』を、ラノベの長文タイトル風に宣伝してみようの巻

 気がついたらカクヨムがオープンしてましたね。

 十一時ぐらい……いや、もっと早かったのかな?

 

 このブログは小説の宣伝のために今までがんばってきたので、宣伝しようと思います。(ただ単に映画の感想言いたかっただけでもあるが)

 

kakuyomu.jp

 

 なろうにも載せてた、『7start(セブンスタート)』ですね。

 2.0は、大分書き直したので。

 ver、ってつけた方がいいかな?

(ダイハードみたいでいいと思ったんだが)

 

 物語の舞台は、――地下都市。

(何で地下都市? 地上が荒廃して住めなくなりウンタラカンタラです)

 地下都市は六角形の形をしていて、右から時計回りに一番街、二番街と続き、最後に中央の七番街を入れて七つの街があります。

 主人公の九鴉(クロウ)は、三番街の出身です。

 でも、その三番街は冒頭から隣の街――四番街に襲われちゃうんですね。

 で、十年後に仲間達といっしょに復讐するんですが、その結果が襲撃してきた奴らと同じような残虐非道な殺戮を起こしてしまい――九鴉は絶望します。彼の原動力だったものの一つが、失われてしまうのです。

 ですが、その後も彼の周りでは抗争の火種がうずまき、それに嫌悪しつつも自分や自分の仲間も誰かにクチに言いたくないような残虐なことをしている。

 そんな現状に絶望した彼は、たまたま地下都市の抗争で『争いをやめよう』と言っていた少女と出会います。

 それが、一応この作品のヒロイン――ツバサです。

 

 ようは、よくあるようなボーイミーツガールみたいな流れになるんですね。

 でも、この作品はそう単純じゃなくて、最初の話は九鴉の視点で続いてるのですが。

 途中から妙な視点が加わるのです。VRという、わけのわからない――改行無くべらべらしゃべったり、まるでTVの映像を見てるかのように物語の感想を語ったりして。

 単純な誰かと誰かが戦う話だけじゃなく、複数の視点を取り入れたくて――そのような、奇妙な視点を入れてみました。

(ようはこれ、映画の『CABIN』なんですがね。えへへ……)

 

 

 俺の好きなドラマで、『あまちゃん』ってのありますが。

あまちゃん 完全版 Blu-rayBOX1

あまちゃん 完全版 Blu-rayBOX1

 

 (これ、まだまだ知ってる人いるよね。絶対だよね!)

 

 これに影響された部分はありますね。

 いや、上記のあらすじを聞いた限りだと東京アンダーグラウンドと思うかもしれませんが。(マンガ読んだことあるけど、影響されたのはそれだけじゃないので――と言っておく)

 『あまちゃん』って、主人公のアキちゃんを応援したくなるドラマではありますが。

 単純に天野アキの魅力だけじゃなく、(他にももちろん、脚本や役者の魅力などもあるけれど)個人的に惹かれたのは、本当に多様な人々がいるってことです。

 例えば、一つの事柄に対する反応だけでもその違いが出てくるんですね。

(例えば、天野アキが東京にアイドルになりに行くって言ったとき、祖母が応援したら。母親が、「私の時は反対したくせに!」と反対したり。そして、いつもはアキちゃんを応援してくれる小池徹平(役名忘れた)も、ちょっとイラッとした反応を見せるんですね。ここも、自分の父親が自分の上京は反対したのに――って理由からなんですが)

 他にも、天野アキの親友――足立ユイ。

 彼女は強く田舎から出たい、上京したいと思ってるのに。

 序盤は親友のアキちゃんはその気持ちが分からず、さらにはユイの母親も元は都会出身だから娘の気持ちが分からなかったり。

 

 こう――なんて言うか。

 登場人物の気持ちが、複雑に悶々としてる話が好きなんですね。(ややこしい好みしてる……)

 でも、それが人間ってもんでしょ?

 そんな、ハリウッドアクションみたいに、毎回正義と悪役で決まってるわけじゃない。

 むしろ、本当に自分がやってるのが善悪正しいのか――なんてのがザラにあると思う。

 あいつは正しいと思ったり、あいつは悪いと思ったり――人の数でも違ってくる。

 最近の日本の作品でも、そういうものはある。(というか、元々日本はそういう作品が多かったはずなんだ。とくに戦争映画とかね)

 最近だと漫画になるけど、聲の形』。そして進撃の巨人だって、たまに宇宙戦艦ヤマトと同じ軸で語る人がいるけれど――でも、巨人も実は毎回自分がやってることが正しいのかどうか問うてきたりするんだよね。

 分かりにくいって思うかも知れないけれどさ、むしろ今の時代にこそ大事な感性なんじゃないかと思う。心当たりある人――いるんじゃないだろうか?

 とくにネット世代なら、さ。

 

 影響された作品で、『東京アンダーグラウンド』や『CABIN』、他にも『あまちゃん』を上げたけど。他に影響受けた作品は、『池袋ウェストゲートパーク』もある。(今の人は分からないかな。今見ると、監督も脚本もキャストも何から何まで豪華なんだ

 だから、ただでさえ複雑な人間模様を描いて。

 さらに、群像劇――集団抗争劇の要素も取り入れてる。

 なるべく、分かりやすく――エンターテイメントとしての質も守ってるつもりだけど。でも、これもそれもやりたいことのために――賭けをしてでもと思い、書いてみました。

 世間は分かりやすい、分かりやすい、判を押したものを求めるかも知れないけれど。

 そこで得られないものも、あるんじゃないの?

 ブッ壊す!

 という気持ちで、書く所存です。

 

 以上、蒼ノ下雷太郎の自信作『7start 2.0』の紹介でした!

 今後もちゃんと更新していこうと思いますので、どうかよろしくお願いします。

 よろしくね!

 蒼ノ下雷太郎でしたぁ!