あれだよね。
某サイトで、集団●殺が流行ってるよね。
……いや、何でもないです。
お口は災いの元と、昔の人は言うおりまして。だから、お口にチャック、正義のヒーローの背中もチャックなんて必要があります。本当に話したいことは、大抵の場合は災いしか生まないという何か、怪談小説の冒頭のような語りクチをしましたが!
まだまだ、がんばりますよ。
今日は珍しくカクヨムの話題でなく、映画の感想でも語ろうと思います。
いやぁ、更新してもするだけマイナスになるって記事を読んだらねぇ(ぉ
ある種のホラー映画であり、どうしようもなく青春映画。
映画の話を語ると、ものすごい簡単だある大学の剣道部の話を描いている。
ほんと、言葉にするだけなら簡単なんだ。
だが、それは本当にいいことなのか。
言葉という檻なんかで語ることで、本当に大事なことはこぼれるのではないか。
(イティーハーサ風な発言)
もっと正確なことをいうと、この映画で主に語られるのは主人公である国分次郎である。
彼は剣道一筋で、本当にそれ以外のことは興味もなく、女性と付き合ったこともなければ付き合おうとする意志もない。本当に、剣道のこと――剣道部が全国大会で優勝することしか考えてない男なのだ。
それに羨望する者もいれば、嫌悪する者、なにより嫉妬する者もいる――という話。
この映画は三隅研次監督の作品で。
三隅研次さんといえば、『斬る』ことを映画でとことん追求した人(らしい。町山さんが言ってたのを引用)。
事実、この人が他に撮ったチャンバラ映画はすごくてね。
(この映画も『剣・三部作』とよばれる内の一つである)
この『剣』という映画は、本当に純粋な者の映画だ。
周りにはそれが狂気にしか見えないかもしれない。
だが、その狂気に包まれた者にはそれしか見えないのだ。
その、純粋でキレイな世界しか――見えないのだから仕方がない。
別にこれは、この映画だけに限った事じゃない。
『ブラックジャック創作秘話』で語られる手塚治虫なんて狂人以外の何ものでもないし、アニメだと『ソードアートオンライン』の茅場晶彦だってそうじゃないか。
だが、当人にとってはとても純粋なものであり、願いなのだ。
今、創作された者の中で表現してみたけどさ。何もこれは現実にもつながること。
某小説投稿サイトに投稿してる人々とかね……中には3ヶ月も準備して、いや俺もそれに入ってるんだけど、何も関係ない人にはお笑いぐさかもしれないよ? ライトノベルだと受け入れられなく、だからって「なろう」にも居場所がない、そんな人達が夢見た場所が――って、何だか悲しくなるねぇ。
小説って、漫画や音楽と違って、読まなきゃ話にならないわけよ。
いってしまえば、簡単に作品のおもしろさが伝わる漫画や音楽と違って、ある程度、読む側にも教養やら力を求める。それが小説なんだよ。だから、一つの作品で評価がガラリと変わることなんて山ほどあってさ。
……おっと、お口にチャックだったのを忘れていた。
以上、蒼ノ下雷太郎でした。
本当に言いたいことは、どうしたもんかねぇ。