蒼ノ下雷太郎のブログ

一応ライターであり、将来は小説家志望の蒼ノ下雷太郎のブログです。アイコンなどの画像は、キカプロコンでもらいました。

切通さんや町山さんに見て語ってほしいアニメ(『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』 七話まで の感想)

 カクヨムのある人にブロックされ。

 その理由が、その人と敵対してる人達と相互フォローしてるから、らしかったり。

 

 ある人からのレビューが削除されたり。

 

 小説を書いてるはずが、くそめんどくせーことばかりですが、今日も生きてます。

 小説投稿サイトなんだから、小説投稿してがんばろうぜ?

 いやまぁ、こういう、集団のくそめんどくさいことが俺にとっては『7start 2.0』で生かされてるんですけどね。何だかなぁ。

 

 

 ま、愚痴ってばかりしてもしょうがないので、最近ニコニコで見てるアニメの感想でも語ろうと思う。

live.nicovideo.jp

 

 ニコニコで一話から見てるんだけど、すごく面白かった。

 

 このアニメは、昭和に活躍していた特撮ヒーローや、漫画のキャラクター、果てはロックスターまでも『超人』とひとくくりにして、さらに昭和に起きた事件を、『神化』という架空の年代にすることで、全てを一つのまとめあげた作品である。

 

 

 魔女っ娘や、サイボーグ刑事がいっしょにいる図ってのもすごいが。

 他にも主人公が石ノ森章太郎の漫画に出てくるような外見だし。

 他にも妖怪や、お化け、主人公達は超人課というとこにいて、そこで超人を守る役目をしてるんだけど、そこの課長が宇宙人っぽいし、暗躍もしてるっぽいし、複雑怪奇、それでいてテーマ性をしっかりと打ち立てているとこがすごい。

 

 これで出てくるテーマとは、やはり『正義』への問いかけじゃなかろうか。

 本来なら昭和の時代はまだ、『正義』というものが二元論であり、簡単な時代だったはずだ。(あくまで、まだ)

 それこそ、悪の組織がいて、正義のヒーローがそれを倒すという。

 子供でも分かる、簡単な図式。

 それが、成立していたはずの時代――だけど、この作品では昭和はなくて、架空の年代『神化』しかないんだね。

 各話ごとに懐かしのヒーローをモチーフにした超人が出てくるんだけど、とりあえず六話まで見た印象で、一番気に入ったのは『怪獣』の話だ。

 

 『怪獣』。

(第四話と第五話の「日本『怪獣』史 前篇」と「後篇」で、出てくる)

 ほんと、この作品、切通理作さんや町山智浩さんが語ってくれないかな。

 全世界の怪獣ファンの本音をぶちまけたような話だったんだ。

 

 怪獣が無垢な存在であるなら、怪獣を語ることは本人の心の投影でしかない。

 だからこそ、怪獣映画にとって子供は重要なのである。邪な大人なんて関わってきたら……そりゃもう大変で、そして、四話と五話はその通り、大変なことになる話だ。

 正義の側のはずの超人課に利用されたり、怪獣を作った博士が学生闘争に利用したり――ほんと、見てると心が締めつけられる。

 

 『超人』――この『超人幻想』ではひとまとめにしてるけど、これに怪獣を含めてもいい。

 一種の憧れであり、希望。

 象徴そのものの存在――だからこそ、それを求める者も、なった者も、どちらも自然と無垢であろうとする、なろうとするものなんだけど、同時にささいなことで汚れやすくもある。

 このアニメはそれが丁寧に描かれていてね……。

 

 怪獣の話は、とくに号泣してもうたでさ。

 集団のめんどくさいことに巻き込まれると、余計に泣けてくるね。

 もっと無垢でありたいよ。

 

 以上、蒼ノ下雷太郎でしたぁ。