税務署で、開業届をしてきました。
おい、今頃かよ! と思う方もいるでしょうが、はい、今頃です。
いやだって、知らんかったんよ。
とりあえず、書く紙を書いて、あとは来年の自分に先送り。
いやぁ、お前さん大変だろうけど、がんばってね。と、タイムマシンで送る感じです。ははっ、来年の俺は「去年の俺、ブッ殺す!」とのたうち回るのでしょう。必要な書類とか、山ほどあるし。非常にめんどくさい。
今日はどことなく、憂鬱でした。
どうも、蒼ノ下雷太郎です。
いや、開業届の云々もありますが。あれですよ、あれ。あれあれ。アレアレ詐欺じゃないですよ。よりもい、の最終回です。
青春とは、何ぞや?
そんなテーマで議論させたら、十代の俺だったら西尾維新風な言い回しで西洋哲学的なことを言おうとして中身が何もないしょうもないことを言ったりして、二十代の俺だったら十代の俺と変わらないこと言って、今の俺は「知るか!」と答えたりするのですが。
このアニメを見てると、それがつかめるのか、つかめないのか、やっぱり分からないのか。分からないながらも、不鮮明で不明瞭で、曖昧模糊としていながらも、『ウラアアアアアアアアアアッ!』と、突っ走る情熱が伝わります。
『ブレックファスト・クラブ』よろしく、それぞれ違う人生を歩む女子高生四人が、南極を目指すって話で。
情熱だけじゃなく、作品には物語の吸引となる共感が大切となる。
その共感も、メインとなる四人がそれぞれどこか、誰でも共感するポイントがあるので、見ていて目が離せなくない。
一人は普通の高校生で、だからこそ普通から脱却したくて南極を目指す少女についていき、母親が死んだ南極の地を意地でも目指す子がいたり、女子高生といったが学校に通ってない少女もいたり、歳は同じぐらいなのに価値観も、生活習慣もバラバラの四人。
だけど、彼女らが交流し、奮闘し、成長していく様が、ありありと物語に浮かび上がって、見てるこちらの心もわくわくさせてくれるんですよ。
いや、他にもテンポはいいし、ギャグもおもしろいし、何よりキャラクターがこれほどってくらい魅力的で――と、魅力は言ったらキリがないですけどね。
最終回のあとに、また感想を述べたいと思いますが――あぁ、最終回か。
何だろ、最終回のあとより、最終回の前の方が精神的に辛い気がする。終わるのか。終わってしまうのか、よりもい。もう、ヒナタが誰かのマネをするのも、キマリがアホなことするのも、シラセのポンコツも、ユヅキの冷えたツッコミも、見られないのか。新しいものはなくなってしまうのか――と、嘆いたりもしますが。
いや、このニャアアアアァとした気持ちも、それだけ作品に惚れ込んでるってことでね。受けとめていきましょう。
今日で最終回。『宇宙よりも遠い場所』、十三話!
見てない人はアマゾンプライムに入って、全部見ろ! 後悔しないから、絶対後悔しないから!
以上、蒼ノ下でした!