何か詩的なことを言おうとしたんだけど、言うとどうしても中二病にしかならない。
もしくは、某漫画の単行本の冒頭にあるアレになってしまう。
上手いんだか、痛いんだか、全身全霊でわけ分からないものになってまう。
いや、それこそが詩だと言われれば、何も言い返せない。
西洋の詩なんて大抵が大仰じゃんと言われたら何も言い返せないんだが。でも俺はどうしても照れが入ってね。
どうも、蒼ノ下雷太郎です。
今回はニコニコ動画で今無料で見られるこれは逃すなっての紹介します。
っていっても、全部見るほどの変態じゃないから二つだけです。
『蒼穹のファフナー』
期間限定ではあるが、全26話を無料視聴キャンペーンをしている。
キャンペーンは、26話を13・13の二つに分け。
1話から13話を、12月16日(水)15:00から、23日(水)15:00まで
14話から26話までを、12月23日(水)15:00から、30日(水)23:59まで、放映。
期限が切れると、無料じゃ見られなくなるので注意。
とくに前者は、後者が見られる期間になると有料になるので要注意!
(いや、有料で見ても後悔しないアニメだとは思うがね)
これは、ロボットアニメである。
ロボットアニメといっても熱血ではなく冷静で、でもリアルかといえばどことなく誇張もある、どっちかというと僕らの中二病を支えた某ロボットアニメの影響を思わせるロボットアニメだ。
文芸統括に、『天地明察』・『シュピーゲルシリーズ』で有名の、最近では『攻殻機動隊』関連の脚本も担当した冲方丁 先生。もちろん、ファフナーの続編も継続中である。
竜宮島に住む少年少女および大人達は、突如謎の敵の襲撃を受ける。
この敵はわけが分からなくて「あなたはそこにいますか…」と、思春期の暴走かと思うようなことを問いかけてくる。
で、物体消失現象というか。丸い球体を浮かび上がらせて、そこにあったものを消失させるという――あまりにも圧倒的な攻撃をしかけてくる、恐ろしい存在だ。
それに対抗できるのが、ファフナーというロボットらしい。
主人公の少年、真壁一騎はこれに乗ることになるんだけど。
敵が現れると島は変貌するんだ。それこそ、エヴァのあの都市みたいに。
ミサイル兵器が出たり、装甲の厚そうな壁が出てきたり。
で、敵に対抗する組織のメンバーは、島にいる大人達なんだ。普段の生活から一変して組織の一員になってね。元は主婦とか教師とかだった人達がだよ。
科学者だとかオペレーターだとか、我が目を疑うようにプロフェッショナルになって厳しく変わるんだ。それを子供達が見るもんだから、昔どこかで見たような光景を思い出す。そう、親が働いてるのを目撃した――ときのような、妙な光景。
(かっこいいと思いながらも、厳しく怖いと思うようなあの)
で、実はここら辺が話の本質でもあるように思う。
いや、実際は話の途中までしか見てないんだけど。
最初はストーリーがあまり説明されないので、??、と思うことも多いけど、そこがまた魅力で、わけが分からないまま戦う主人公・真壁一騎の疑似体験できる。(一応、徐々にだが謎は明かされるんだけどね)
登場人物も一癖、二癖ある奴らばかりで、ドロドロとした群像劇も見せてくれる。舞台自体はとても小さいんだけど、この群像劇のおかげで、話のテーマがより深まり、見る者を深く――より深く――のめり込ませるんだね。
『機動戦士ガンダム』も相当大人数を動かす群像劇がうまかったが、これもそうだ。(いや、群像劇にも種類はあると思うけどさ)
ともかく、濃い話を見たいって方にはおすすめなんじゃなかろうか。
ちなみに、ニコニコのコメントで分からないとこの解説も出たりしてて、やたらと親切。(やりすぎてネタバレになってるのもあるが)そのため、コメント表示には注意しておきたい。ネタバレ覚悟で。
『チア☆ドル』
これは、語る言葉はただ一つ。
見ろ!
以上、蒼ノ下雷太郎でしたー。
した!