最近、『24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ』を見てる。
24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ DVDコレクターズBOX
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2015/03/04
- メディア: DVD
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いやぁ、おもしろい。
シーズン9といえる今作。
前作の、ジャックを見つめるあの鳥瞰図がすごい美しくてね。
もうあれで、個人的には24は終わっていたんだけど……。
いやまぁ、久々にジャック見られたときは感動しちゃった。やっぱおもしろいね。
24シリーズは、まぁ拷問を肯定したり。
マイケル・ムーア? はっww という場面もあるけど。
しかし、主人公ジャック・バウアーは拷問をしても、それの代償も受けるんだよね。
大切な人は家族も含めてほとんど死んでしまって、唯一の娘も離ればなれで。
一作目から生き残ってる人はほんと、娘と主人公のジャックぐらいでね。
ともかく、ジャックをとことん追いつめるんだ。
拷問をした代償が拷問だったり、社会的制裁だったり。
いや、それはまだいい。
事件に家族が巻き込まれて死んだり。
中には昔の仲間と敵対するなんてこともあった。前のシーズンでは仲間だったのに、とかね。
他にも信頼していた大統領が……ってのもね。
初期ではあの黒人大統領が頼れる人でかっこよかったんだけどね……あの人がまさか……。あの人の弟がまた大統領にもなるんだけど、これもまた……。
信頼していた仲間も失い。
尊敬していた大統領も死に。
家族も。
恋人も離れていく。
尊厳だけじゃなく、周りにいる人々さえも奪われていくんだね。
ジャックはただ、テロを防ぎたいだけなのに。
あるシーズンなんて、事件解決のために仲間を撃ったときにね。
若い奴だったんだけど。
撃ったあとに嘔吐して、もう嫌だっ……て顔をしてね。もう駄目かと思ったんだけど。
でも、立ち上がるんだよね。
24は複数の視点があって絡み合い、アクションだけじゃなく、政治抗争も見られる――ってのも面白みの一つだけど。
何より、ジャック・バウアーがかっこいいんだ。
いや、相当無茶というか。けっこう、ひどいこともするんだけどね。
侵入するためとはいえ、どさくさに紛れてデモ隊に発砲して傷つけて暴動を起こさせ、そのすきに侵入したりね。(改めて思うがヒデーな)
でもそこは、何かを選ぶということは何かを切り捨てるということ、を体現してもいて。
リアルではあるんだが。
ともかく、おすすめである。
ミリタリー面からも楽しめて。
今作のシーズン9はアメリカの無人機がメインとなる話である。
もうこれは見るっきゃない!
と思った蒼ノ下雷太郎でした。それでは、それでは。