蒼ノ下雷太郎のブログ

一応ライターであり、将来は小説家志望の蒼ノ下雷太郎のブログです。アイコンなどの画像は、キカプロコンでもらいました。

何より、ジャック・バウアーがかっこいいんだ(最近、『24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ』を見てる)

 最近、『24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ』を見てる。

  いやぁ、おもしろい。

 シーズン9といえる今作。

 前作の、ジャックを見つめるあの鳥瞰図がすごい美しくてね。

 もうあれで、個人的には24は終わっていたんだけど……。

 いやまぁ、久々にジャック見られたときは感動しちゃった。やっぱおもしろいね。

 

 24シリーズは、まぁ拷問を肯定したり。

 マイケル・ムーア? はっww という場面もあるけど。

 しかし、主人公ジャック・バウアーは拷問をしても、それの代償も受けるんだよね。

 大切な人は家族も含めてほとんど死んでしまって、唯一の娘も離ればなれで。

 一作目から生き残ってる人はほんと、娘と主人公のジャックぐらいでね。

 ともかく、ジャックをとことん追いつめるんだ。

 拷問をした代償が拷問だったり、社会的制裁だったり。

 いや、それはまだいい。

 事件に家族が巻き込まれて死んだり。

 中には昔の仲間と敵対するなんてこともあった。前のシーズンでは仲間だったのに、とかね。

 他にも信頼していた大統領が……ってのもね。

 初期ではあの黒人大統領が頼れる人でかっこよかったんだけどね……あの人がまさか……。あの人の弟がまた大統領にもなるんだけど、これもまた……。

 信頼していた仲間も失い。

 尊敬していた大統領も死に。

 家族も。

 恋人も離れていく。

 尊厳だけじゃなく、周りにいる人々さえも奪われていくんだね。

 ジャックはただ、テロを防ぎたいだけなのに。

 あるシーズンなんて、事件解決のために仲間を撃ったときにね。

 若い奴だったんだけど。

 撃ったあとに嘔吐して、もう嫌だっ……て顔をしてね。もう駄目かと思ったんだけど。

 でも、立ち上がるんだよね。

 24は複数の視点があって絡み合い、アクションだけじゃなく、政治抗争も見られる――ってのも面白みの一つだけど。

 何より、ジャック・バウアーがかっこいいんだ。

 

 いや、相当無茶というか。けっこう、ひどいこともするんだけどね。

 侵入するためとはいえ、どさくさに紛れてデモ隊に発砲して傷つけて暴動を起こさせ、そのすきに侵入したりね。(改めて思うがヒデーな)

 

 でもそこは、何かを選ぶということは何かを切り捨てるということ、を体現してもいて。

 リアルではあるんだが。

 ともかく、おすすめである。

 ミリタリー面からも楽しめて。

 今作のシーズン9はアメリカの無人機がメインとなる話である。

 もうこれは見るっきゃない!

 と思った蒼ノ下雷太郎でした。それでは、それでは。