ニコニコで見た、映画の話をしておく。
(大分、語ってないのがあるので)
まず最初に『骨壺』。
原作は「リアル鬼ごっこ」という自費出版から成り上がった、山田悠介。
若者向けのサスペンスホラーを書くことで評価があるらしいが、まあ、ホラーである。
内容は、ある場所にある『骨壺』の遺灰を、誰かに飲ませると。
必ず、死ぬっていうもので。
その遺灰を巡った、愛憎劇であり、復讐劇。
最初は、セクハラ気味につきまとう教師をこらしめるために、飲み物に混ぜてやろうとしたのだが、間違って全然関係ない人に飲ませちゃってその人は死んでしまう。(校舎の窓から飛び降りて、しかも何故か片腕が無くなって死亡した)。
一度飲ませたら、江戸川さん家のコナンくんでも解けない完全犯罪が可能で、中にはそれを利用しようとする者もいてね。逆に、これを使ってある人物を意のままに操ろうとする者もいて――中々、おもしろい群像劇でした。
いや、これ、骨壺の意味はあるのか? もう何か新種の毒薬じゃん。
とか、色々ツッコミ所はあるけれど。(あと、骨壺手に入れたところで、使い所が難しくね? とか)
ただ、出演している女子高生達は、みなそれぞれどこかのアイドルの面々であり。
主演の子は、天下のAKB48の松原夏海。(だが何故か彼女はいじめられっ子の役)
主人公の後々の親友となる子は、アイドリング!!!の横山ルリカ。
他に、SUPER☆GiRLSの宮崎理奈。
などが演じていて、彼女らが愛憎と一言では言い表せない群像劇を見せてくれるので、そこはよかった。
いじめられっ子のAKBに最初は感情移入しがちだけど、冷静に考えるとこいつ大御所のとこじゃんと思うと、脇役を応援したりして(歪んでるな……)
アニメでいうと、『ラブライブ!』と『アイマス』が共演するようなものでね。
それが、殺してやる、どうしてくれようか、と暴れてくれるからそれだけで価値ある映画だった。
『インベーダー・ミッション』
湾岸戦争をスペイン側から描き、かつ帰国後に戦争犯罪を暴こうとする軍医の話。
いや、展開自体は大しておもしろくなかったのだが、スペイン側からの映画は貴重なので。
他にも、ロシア版パシフィック・リムといわれた(実際は『パンズ・ラビリンス』の方が近いんだが)
名作、『オーガストウォーズ』を、あとで紹介しようと思う。
一度にやるのもいいけど、もったいないし。
記事を次に持ち越してね(ぉ
やろうと思います。以上、蒼ノ下雷太郎でしたぁ。