蒼ノ下雷太郎のブログ

一応ライターであり、将来は小説家志望の蒼ノ下雷太郎のブログです。アイコンなどの画像は、キカプロコンでもらいました。

ついに……発砲スチロールをもらったど!(及び、『ラーメンと愛国』の感想)

 発砲スチロールをもらった。

 

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 大きさ比較として、映画秘宝(デッドちゃん表紙)を入れてみたが。

 何か妙な味わいがある。

 

 ベランダ栽培目的で、ここ最近、とあるスーパーやらをウロついて、話を聞いてみたんだけどさ。どこも、意外ともらうことができなくて。

 もう、発砲スチロールをタダでもらう時代はなくなったのかなぁ。

 ふっ、侘びしくなったものだぜ。

 と、(痛い)座頭市になってベランダ栽培をあきらめようとしたのである。

 

 だが、意外にもイオンモールでもらうことができた。

 偉いっぽい人に話しかけたら、従業員に話して、くれたのだ。

 最高だね!

 俺、世の中がゾンビに溢れたら、イオンを命にかえても守るよ! 追跡者でも、タイラントでもどんと来いだ!(めぐねぇ、だったら少し考える)

 

 

 久々の更新で、せっかくだから他に何か書いておこうか。

 男の発泡スチロール話を見て、喜ぶ人がどれほどいるかって問題もあるしな。

 

 最近読んだ本で、『ラーメンと愛国』が面白かった。

ラーメンと愛国 (講談社現代新書)

ラーメンと愛国 (講談社現代新書)

 

  俺が今好きなアニメで、『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』というのがあるけどさ。

 あれは、昭和を架空の年号神化におきかえて、昭和史に活躍した特撮ヒーローやミュージシャン、果てはサザ●さんまでを一纏めに超人と呼んで、近現代史を語っていくアニメなんだが。

 いや、これだけでも随分破天荒な設定である。

 

 しかし、この『ラーメンと愛国』。

 これも近現代史を語るものだが、こっちは超人ではなくラーメンだ。

 ラーメン。

 超ではなく唐である(うまくない)。

 ラーメンを軸に、近現代史を語る新書なんだね。

 

 いや、題名からして物騒な本と思うかもしれないが、著者は文化系トークラジオや、あと昼間のニュースでも活躍する人なんで大丈夫。(どういう根拠だ……)

 むしろ、内容からすると、それに反する……いや、何でもない。

 まぁ、近現代史を知ることは大切だしね。ただ、おっさんが滔々と語るだけじゃ読めないだろうけど、そこにラーメンがいれば興味もそそるんじゃなかろうか。いや、すするか?

 

 

 また、料理から歴史を紐解くものは、海外にもあり、これも最近読んだものだけど。

『ケーキの歴史物語』というのがある。

ケーキの歴史物語 (お菓子の図書館)

ケーキの歴史物語 (お菓子の図書館)

 

  こちらは、近現代史でも、特定の国家というわけでもなく、ヨーロッパ史になるのか。

 いや、目的が違う。

 ケーキを語ろうとしたら、自然とヨーロッパ史を語ることになっただけで、『ラーメンと愛国』とは正反対ではあるんだけどさ。

 でも、予想以上にヨーロッパ史のことが描かれていてね。(英国はケーキが意外とすごかったとか、ね)

 

 他にも、最後ら辺は文学に出てくるケーキって話も出る。

 ようはこれ、フード理論だよね。

ゴロツキはいつも食卓を襲う フード理論とステレオタイプフード50
 

  ライムスター宇多丸さんがパーソナリティを務める、『ウィークエンドシャッフル』で一躍有名(?)になった本である。

 ラジオ内で何回も言われてることだが、あの大ヒット漫画『進撃の巨人』も影響された理論だ。

 そう、創作物の中で、フードをどう扱うかによって読者の感じ方はかなり影響される――っていうのなんだけど。

 

 まさか、英国人の作者がそれを語ってるとはね。

 これは、どちらが真のフード理論提唱者か、雌雄を決するときが……っ!!

(いや、この手の話って前々からあったと思うけどさ……汗;)

 

 まぁ、ともかく、おすすめです。

 

 また、おすすめの本があったら紹介してみようと思う。

 あと、栽培に関してもね。

(ちなみに、本日のうちの観葉植物達は湿気に弱いので、屋内で休憩中)

 

 以上、蒼ノ下雷太郎でした!

 した!