『カクヨム』ね。
自信をもって迎えた『7start 2.0』より、ぱっと出した『騒音の怪物』の方がうけてるっていうね。
けっこう、泣きそうというか。
新着意味ないようで、あるし。
元から書きためて公開時にバッ――と見せるより、定期的に細かく載せた方が効率いいしね。
で、一話ごとの文章はあんまり多くない方が……はふっ。
一応ホラーといっていますが、元は怪談の文学賞に送ろうとしてたやつで。
で、長らく放置したままにしちゃって。いや、ぶっちゃけ存在を忘れてて(ぉ
今回載せてみたわけだが。文章が褒められていたりする。当時の俺は若かったから(今も若いと言いたい)露骨に影響受けてるんだね。村上春樹。いや、ここまで出るのも珍しいと思うんだけど。
内容は、小説家になった記念に小説家の叔父から洋館をもらった主人公。
そこは元は四人の弟子も住まわせた場所で――で、幽霊のような者が出る話です。
幽霊――死霊か、もしくは生き霊か。ともかく、読んでみてごらんあれ。
文章が褒められた作品だが、俺自身も(過去の俺、パネェな)と感慨深かったりする。例えば、「22 『あなたの図解』」を丸々引用しよう。大丈夫、すごい短いのだから。
雨が降っていた。
隣にいる人はまだ眠っている。寝返りの激しいこの人は、私を腕に抱くことも忘れて、私と正反対の方へ顔を向ける。当然、私が見ている窓の光景を彼は知らず、私の憂鬱も共感していない。
詩的というか、何というか。
今は大分作風変わったと思うけど。
どう変わったかは、『7start 2.0』読んでほしいけどね。
しかし、ランキング上位の人はもっと☆を稼いでて……俺は、どうなるかねぇ。
ともかく、この『騒音の怪物』や『EMBLEM』は話をストックしてあるので、最後まで載せようと思う。
以上、蒼ノ下雷太郎でした。
した。