十文字青さんのツイートだったか。
若い内は、ひたすら本を読んだ方が良いよ……と言っていたので、最近は本ばかり読んでる。
いや、十文字さんは小説よりも本から知識を得て――と言っていたんだが、小説も読んでる。
ミステリーやSFなど、小説自体が一つの知識、経済で言うと金融の事件やらに相当するような重要性を持っているからね。いやまぁ、一日二冊ぐらい、目安に小説と資料を読んでる。
そういや、この前、ドイツ戯曲ってのを読んでみた。
たった90ページぐらいで、戯曲も面白くて良書。
……いや、こういうのばかり読んで、冊数稼いでるわけじゃないよ。
話としては、日常にあきあきした男と女が、一つ一つお互いに持ってるものを――化粧品だとか持っていた写真だとか捨てていき、最終的にはねずみと違いが分からなくなる。
というようなもの。
短いながらも会話はテンポ良く、世の中を皮肉ってもいるので、ネタ探しには丁度良かった。
……あとは、アニメの話題でも出すか。
いや、あんまり本の話題だけだとアクセス数、稼げなさそうだし。あぁ、現金だよ。
『くまみこ』
単なる萌えアニメってだけで考えず、これに登場するクマを視聴者の象徴として考えると、中々興味深い。
いつも、女の子のそばにいたい――なんてのは、露骨だし。
それでいて、女の子自身はいつか田舎を出たいと願っていたり。
クマは去勢されてるし。……とね。
萌えアニメって案外、こういうストッパーというか。ボーダーラインのようなものが、引かれてるものが多く。
『けいおん』は時の経過、『のんのんびより』も時の経過により、あぁ、いつかこの時間は終わるんだなと告げる。だからこそ、現実に立ち返る……はずなんだが、こんだけ萌えアニメあったら、一つが終わってもまた別の作品にハマればいいわけだが……。
TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』PV第1弾
『JOJO 第四部』。
JOJOは言ってしまえば、能力者同士の戦いモノ――になるわけだが、何故ここまで人気なのかというと。単なる能力ものではないから。
キャラクターの個性だとか、話の展開だとか、他にも色々あるけど、個人的にすごいと思うのは能力の応用力だ。
とくに、四部からそれが際立った。
この四部の主人公(JOJOはそれぞれ一部とか二部に分かれており、出てくる登場人物や舞台――というか時代も違う)
東方仗助。
こいつの能力は『ふれたものを、直す(治す)』能力なんだが……。
一件、回復役にしかならなそうな能力が(応用があったとしても、一つか二つしか例が浮かばなそうだが)この主人公の能力で、主人公は何年間も主役を務め、活躍してきた。
どういう風に能力が使われてきたかは――いや、これは文字で説明すると面白さが半減するので、ぜひとも、原作漫画かアニメで見て欲しい。
で、JOJOの能力の応用性を映像にするために、制作会社はかなりがんばってるよね。
アニメって、いわば二次元――平面的なものなんだけど。
3DCGを匠に使って、三次元の空間を築いてる。壁だとか天井だとか――
CGって、どうしてもイメージ的にはピクサーのようなのを思い浮かべるかもしれないけど、ブラックロック☆シューターだっけか。あれのように、むしろ、CGに見せないCGもあるんだ。
新たな技術の使い方――二次元のアニメと三次元のCGを、うまく使ってるのも、見どころの一つである。
以上!