試しにやってみるが、……いや、ないんだがな。
ほんとないんで、困ったもんだが。
だからイヤなんだが。
あ、でも、四年前は自信持って書けなかったというか。まだ創作方法がちゃんとしてなかったんで、そこは大いに変わったかな。
そのキッカケって、町山智浩さんを知ったからなんだけどね。
(進撃の巨人、の作者のブログ見て知った)
映画って、多分この世で一番注目されてるジャンルだと思う。
小説をぬいて、世界中で人気あって、かつ、どこの国でも作られてるジャンル。小説をぬいて、映画が一番だと思う。だから、映画を見れば国の文化も知ることができるし、何より、世界で一番人気のジャンル――媒体だからこそ、評論も多いんだよね。
これこれは、こうで。
だから、面白い映画なのだと――
評論って正直、町山さんを知るまではイメージが悪かったというか。どうにも、偉そうな物言いをしてる偏見があったんだけど。いやぁ、ホントに情けない話なんだけどね。
でも、町山さんは全然偉くないんだよ(どういう言い方だ)、いや実際はすごい偉いんだけど。でも、偉そうにしない。むしろ、自分から偉い地位から退こうとする。「やめろ! 俺は権威なんていらないんだぁぁっ!」と自ら裸になって、権威を脱ぎ捨てようとする人なんだ。だからこそ俺みたいな若者も好感をもち、何より評論で勉強になった。
本当にすごい映画評論ってね。
西洋の文化に流れてる根源的な哲学までも語ってくれたりして――他にも、映画の細かな情報をピックアップして教えてくれたりね。(西部劇ではガンマンについて詳しく、時代や経緯なども語ってくれるんだ)
町山さんのポッドキャストや映画塾は見るのはタダだからね。(いや、映画塾で紹介されてる映画を見るのは有料だけど。紹介動画自体はタダ)
だから余計に勉強になり、本も気がついたら収集して、映画秘宝も買っていた。
(今月のもすでにアマゾンに表示されてたけど、とりあえずこれで)
ホント……町山さんを知らなかったらと思うと……俺、『7start』もその他も全部書けなかったと思う。それくらい影響を受けたというか、勉強になった。
映画を評論するってことは。
その映画がどこがどう面白いのかも解析してくれるってことだからね。
シドフィールドなんかより勉強になった。
……いやまぁ、それでも新人賞に苦労してんだけどさ。はぁ。
ともかく、四年間で変わったことといえば、やはり町山さんを知ったことになる。
他は……ないな。
以上、蒼ノ下雷太郎でしたぁ。